キャンピングカー検討雑記16 ~ビルダー総合評価編 価格検討~

キャンピングカー

前回までにレイアウト、装備面の比較をToy Factory、RecVee、NUTS RV、東和モータース、フジカーズジャパンの5社の人気ビルダーを比較してきました。どのビルダーも魅力的なラインナップを揃えていました。

今回は価格面での比較をしてみます。今のご時世、モノの値段がどんどん高くなっており、今後もっと上がって行くでしょう。有限の資金の中からどれだけキャンピングカーに割り振ることが出来るのかはまだ検討していませんが、価格はとても重要なファクターです。しっかり検討をしてみます。

価格の比較

各ビルダーのHP上に載っている車両の価格比較は以下となります。※この価格情報はビルダーの2021年HP情報をベースにしています。

ビルダーモデル ガソリン2WDガソリン4WDディーゼル2WDディーゼル4WD
Toy FactoryAlcoba 647万円680万円697万円730万円
 CORDOBA 636万円669万円686万円719万円
 BADEN 636万円669万円686万円719万円
 Bergen 625万円658万円675万円708万円
RecVeeカントリークラブベース仕様629万円660万円675万円706万円
  Superior703万円734万円749万円780万円
  Supe+AC813万円844万円859万円890万円
 ファイブスターセプトベース仕様635万円666万円681万円712万円
  Superior708万円739万円755万円785万円
  Supe+AC818万円849万円865万円895万円
NUTS RVLEEK 519万円550万円565万円597万円
 LEEK2 542万円573万円589万円620万円
 Radish 523万円554万円569万円601万円
東和モータースZelt Klima 625万円656万円672万円703万円
 Zelt Klima Li 669万円700万円716万円747万円
フジカーズジャパンDeparture 518万円557万円559万円598万円
 Liberta 485万円524万円526万円564万円
 Siesta 493万円520万円537万円564万円

価格をグラフ化すると下記になります。

全体分布としては500万円~900万円となります。RecVeeは装備によるラインナップが充実しているため、低価格帯のベースモデルから高価格帯のハイエンドまでの幅が広くなっています。また、ToyFactoryなどは居室レイアウトによるモデルを取り揃えて、装備は購入者の要望によるオプション扱いにしているため、価格帯の幅が狭くなっています。NUTS RVと東和モータースは姉妹関係のモデル展開をしており、NUTS RVが低価格帯展開、東和モータースはエアコン標準装備の高価格帯展開をしています。FOCSは低価格帯ラインナップをベースにした展開としていることが分かります。

各社の価格戦略、搭載仕様によって変わりますが、電装、エアコン等を充実させるとディーゼル4WDベースで700万円~1,000万円程度と言ったイメージです。(※今回の価格は2021年のメーカーHPから引いてきています。現在は世界的な原材料高騰、インフレ、円安傾向により価格は上昇傾向にあります。)

まとめ

今回は価格帯の全体像把握を行いました。実際には見積をビルダーにお願いしないといけませんが、ディーゼル4WD、スーパーロング、ワイド、ハイルーフをベース車両として、ある程度設備を充実させるとなると800万円~1,000万円程度は必要になりそうです。

結構な価格です。資金繰り含めて予算と相談しながら決める事になりそうです。

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