キャンピングカーの検討雑記1 ~はじまり~

キャンピングカー

キャンピングカーが欲しくなりました

今年も誕生日が来ました。満58才です。

もう58回も誕生日を迎えてしまいました。若い頃は良くも悪しくもなんとなく誕生日が気になっていましたが、30回を超えた頃から自分の誕生日より子供たちの誕生日がメインとなり、40回を超えた頃から子供たちが家を離れる様になり、誕生日自体をあまり意識しなくなってしまいました。

でも、今年は誕生日を会社がおせっかいにも強く意識させてくれました。私の会社は定年退職が60才です。高齢者にもしっかり働いてもらい年金制度を維持する国の方針に従い、希望すれば65才まで継続雇用で働く事は出来るのですが、一旦は60才で定年退職を迎えます。それに伴い、60才の2年前の58才を迎える年に、我々社員は^じじい研修”と呼んでいるライフプラン研修なるものを受けさせられます。2日間に渡り、定年を迎えるにあたっての心構えや、老後資金の考え方、これからのライフプランをどうするかなどを勉強するものです。

この研修によると、日本人男性の平均寿命は81才で、60才になると平均余命があと21年だそうです。また、健康に暮らせる観点からの健康寿命は72才で、60才からの平均健康余命は12年となるそうです。つまり、もう残された時間は短いのだから悔いを残すなと言うことみたいです。

今は年金支給が基本65才になり、まだまだ60才を過ぎても働き続けると言うのが国からの要求値です。私の周りにも60才を過ぎてバリバリ働いている方がいっぱいいらっしゃいます。でもスパッとリタイヤして、キャンピングカーで日本一周しながら自由に生きると言うのも選択肢の一つかな~、と思ったら、キャンピングカーが欲しくなってしまいました。実際にスパッと会社を辞めてしまったらお金が続かず、貧困老人になってしまうと思うのですが、それでも60才を目の前にし、キャンピングカーを手に入れる事が出来る最後のチャンスかもしれないと言う想いが生まれました。

折角思いついた想いなので、実現できるかどうかわかりませんが、キャンピングカー購入検討の記録をブログに残したいと思います。費用面の解決策含めてキャンピングカー購入まで行き着く事が出来るのか楽しみです。

さて、なにから始めましょうか?

昔からキャンピングカーへの憧れはあったのですが、値段が張る事もあり、憧れだけでなかなか行動に移せず、Youtubeでキャンピングカー関連チャンネルを眺めるくらいで、ずるずると時間だけが経ってしまいました。コロナ影響でキャンピングカー人気が高まっており、購入するのに1年待ちと言うニュースを先日見ました。このまま行動せずにいるとあっという間に60才を過ぎて、キャンピングカーへの憧れも薄れてしまうと言う強迫観念的な思いもあります。

とは言え、なにから始めれば良いのでしょうか?まずは、どのタイプのキャンピングカーにするかの検討ですかね?

ネットをぱらぱら見ていると、キャンピングカーの種類としては軽自動車をベースにした軽キャン、ハイエースやキャラバンなどのバンをベースにしたバンコン、トラックベースのキャプコン、バスをベースにしたバスコンが代表格の様です。それぞれ特徴があり、どの様にキャンピングカーを利用したいのかでまずは絞り込みをしてみようと思います。

キャンピングカーの種類

どの種類のキャンピングカーが私や私の家族には合っているのでしょうか?いろいろな視点が有るのでしょうが、まずは広さと大きさの面で検討してみます。

【広さの検討】

広さは居室の広さの事です。私の場合、キャンピングカーの利用シーンは家族、特に妻との遠出を第一に考える必要があります。家族利用を考えると最大4人程度の就寝も考えたいので、軽自動車ベースの軽キャンは選択肢から外れそうです。小回りが効く事や、はやりのソロキャンを行うには軽キャンが一番かと思いますが、家族での使用を考えると狭くて息がつまってしまいそうです。

居室でのくつろぎ感を考えると当然広いに越したことはありませんので、軽キャンは選択肢から外し、バンコン、キャプコン、バスコンに選択肢を絞ります。

【大きさの検討】

次に、車の大きさの検討です。現在我が家は3人家族で一人1台車を持っていますので、3台の車が狭い駐車場に停まっています。3台とも通勤や買い物等の普段使い用の小型普通乗用車です。私の住まいは田舎で、電車やバスでの移動は考えられず、ちょっとコンビニに行くにも車が必要な難公共移動手段利用地域です。

今回購入検討を行うキャンピングカーは我が家にある3台の小型普通乗用車のうちの1台を買い替える形を想定しています。できれば普段使いにも使用したいので、お店の駐車場に停められない程の大型車は考えにくいです。また何よりも自宅駐車場に停められない車は選択できません。よって、バスコンは選択肢から外れます。居室のくつろぎ感を考えると、憧れとしてバスコンも考えたいのですけどね...。

一般のお店の駐車場は2.5mx5m程度の広さとの事です。このエリアに収まるサイズとなるとバンコンとキャプコンになります。ただし、バンコン、キャプコンの中でも小型サイズに限定されそうです。また、立体駐車場の場合は高さ制限として平均的に2m~2.5mとの事です。バンコンのハイエースでもハイルーフだと2.4mですので、バンコンでも立体駐車場はあきらめた方がよさそうです。キャプコンはほとんど3m以上の高さになりますので、立体駐車場は考えられません。

【最終選定】

ここまででバンコンとキャプコンが選択肢として残っているわけですが、基本的に普段使いが出来る事を優先事項としたいと思います。そうなると、明らかにキャンピングカー的な見た目のキャプコンは目立ちすぎて、普段使いには向きそうもありません。また、キャンピングカー初心者で恥ずかしがり屋の私からすると、普通の見た目のバンコンの方が趣味にあっている気がします。

まとめ

今回からキャンピングカー購入に向けた私なりの検討記録をブログで紹介して行きます。1週間に1回程度の更新を目指したいと思います。

初回はキャンピングカー種類の中から私なりの基準で検討してみました。選考結果はバンコンと言う事になりましたが、それぞれの種類で魅力が違っており、本当にバンコンの選択が正解かどうかわかりません。更に検討を進めていきたいと思います。

バンコンにしても、キャプコンにしても1,000万円前後の大型の買い物になります。せっかく家のローンが60才で払いきると言うのに改めて長期ローンを組むのは、老後資金の事を考えると定年前の買い物としてちょっとオススメ出来ない感じです。

車を選ぶのは非常に楽しい事ですが、お金の支払い方法と言う楽しくない検討もしなければいけません。キャンピングカーを購入したことによって老後破綻をしてしまっては元も子もありませんので、老後資金、年金と言う様なライフプランを含めた検討も行っていきたいと思います。

次回もご観覧下さい。