DIYで低コストに取り付けるアコーディオンカーテン(アコーディオンドア)

DIY

妻からリビングとキッチンを隔てるアコーディオンカーテンを取り付けたいとの要望が出ました。ホームセンターなどに頼めば簡単なのですが、5,000円~10,000円程度の取り付け費用が掛かる様です。費用削減の為に通販で購入し、自分で取り付けを行ってみました。

購入から取り付けまでを分かり易く解説します。

現在の状況

我が家はリビングとキッチンがつながった間取りになっています。

そのため、キッチンの料理のにおいや煙がリビングまで回ってしまう事があります。また、お客さんが来た時にキッチンが見えてしまうのも気になるところです。

今までは、突っ張り棒にカーテンを付けて目隠しにしていたのですが、妻の要望もあり、アコーディオンカーテンを取り付ける事にしました。

アコーディオンカーテンの選定

Yahooショッピングで調べたところ、インテリアタカオカYAHOO店で取り扱っている立川機工のTapioが品質、値ごろ感も良さそうなのでこれにしようと思います。レビューも高評価となっています。

基本的にオーダー注文となっており、取り付け間口に合わせて1cm単位でオーダーが出来ます。大きさにより値段が変わります。また、レザークロス材質(合成皮革)で防炎、防汚、抗菌等の機能があり、キッチン周辺には向いていそうです。

注文

注文の前に確認しなければいけないのが、色、サイズ(幅、高さ)、レールの長さ、部品色、開き方です。

・レザー品番

レザー品番で色を選択します。色はベージュとブラウンが選べます。部屋の壁紙の色が白なので、なるべく薄い方が良いかなと思い、今回はベージュにしました。

・サイズ(幅、高さ)

アコーディオンカーテンのサイズを指定します。幅は取り付ける間口の横幅実寸-1cmを指定します。高さは実寸だと床を擦ってしまうため、-1~2cmとします。我が家の場合、カーペットが敷いてあり、カーペット上面からの間口高さが214.5cmだったので間口高さ-1.5cmの213cmとしました。床面との隙間が気になる場合はオプション部品としてすきまガードという製品があり、これを付けるとすきまを埋めてくれます。すきまガードを付ける場合は間口寸法-2cmとします。すきまガードの価格は2,000円程度です。

・レールの長さ

レールの長さは基本的に製品幅と同じで問題ありません。じつは私の場合、注文するときに、製品幅を間口-1cmにせず間口幅そのままを指定してしまい、届いたレールが間口ピッタリすぎて、ぎりぎり間口に入りませんでした。しかし、金鋸でレールは簡単に短くできるので、助かりました。

・部品色

レール、取手・カマチ、マグネットキャッチの色の指定です。アイボリーかシャインブラウンが選べます。白の壁紙に合わせて薄色のアイボリーにしました。

・開き方

最後に開き方の選択です。両開きか片開きの選択ですが、今回間口が狭いため片開きにしました。

以上で仕様の指定は終了です。

今回117x213cmとなり、値段は税込みで29,590円です。今日は5のつく日のキャンペーンとソフトバンクユーザー、Yahooカード等で24%ポイント還元(7,080円分)されますので、実質22,510円です。

値段はサイズにより20,000円(170x90cm Max)~71,000円(300x400cm Max)まで変化します。

荷物開封

注文してから1週間で商品が届きました。高さ213cmなので結構大きく重い荷物です。宅急便のお兄さんに感謝m(_ _)m。

早速荷物を開封し、内容構成物の確認をします。送られてきた段ボールの中身は下記です。

  • 説明書
  • アコーディオンカーテン本体
  • レール
  • 金具3袋(マグネットキャッチ/ネジ、レール用ネジ、カマチ固定金具/ネジ)

まず、間口に対するアコーディオンカーテン本体とレースの寸法確認です。レールが間口に収まるか、アコーディオンカーテン高さは間口に対して適切かを現物確認します。私の場合、レール幅を間口と同寸指定したため、ぎりぎり間口に収まり切りませんでした。このままでは取り付け出来ないため、金鋸で1cm程度切断しました。

組立・取り付け

①レールにランナーを挿入

レールにアコーディオンカーテン本体のランナーを挿入します。挿入後ランナーを止めていた整列棒を外します。

②レールの固定

アコーディオンカーテンにレールが挿入された状態で本体を立たせます。レールは間口上部にねじ止めするわけですが、アコーディオンカーテンは間口高さより2cm程度短い為、段ボール等を本体下部に挟み若干浮かせます。

この状態でレールを間口上部に付属のネジで4か所固定します。ここまでの作業はアコーディオンカーテン下部の本体固定用のレザーを外さない状態で行います。

③マグネットキャッチ取り付け

アコーディオンカーテン下部の本体固定用レザーを取り外します。

本体のマグネット位置とマグネットキャッチの位置が合う様にマグネットキャッチを付属のネジで固定します。

マグネットキャッチを取り付けたらアコーディオンカーテン本体がマグネットキャッチに固定されるかを確認します。

ここで、問題発生です。開口下部の巾木の厚みにより下部マグネットキャッチとアコーディオンカーテンマグネットの間に隙間が発生し接触できません。

幸い、上部マグネットキャッチは本体マグネットと接触し、固定する事ができました。下部が固定できないため、不安定ではありますが良しとする事にしました。固定側、取手側共に下部のマグネットキャッチが接触していませんが、取り付け完了です。

注文時には気付きませんでしたが、オプションの壁面カマチセットを使えば、この隙間を吸収できたようです。価格は5,000円程度です。

まとめ

下部マグネットキャッチが接触しないというトラブルは有りましたが、取り付け作業は30分程度で終了しました。

大型のアコーディオンカーテンだと取り付け作業の難易度は上がるのでしょうが、今回レベルのサイズであれば、素人のDIYでも問題なく取り付けられました。業者にお願いしなくても実用的には問題ありません。

目的だったキッチンの目隠しはばっちりです。見た目もしっかりしていてDIYを感じさせません。

皆さんも機会があればDIYでトライしてみては如何でしょうか。

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