小祝神社(おぼり神社)は高崎市石原町に鎮座する神社です。烏川にかかる聖石橋の近くにあり、石と関係が深い神社です。主祭神は少彦名命でそのお姿はとても小さく、一寸法師のモデルになったとの逸話もあるそうです。また、少彦名命は医薬の神様でもあります。また、上野国十二社の第七社(七宮)となっています。
訪問のきっかけ
10月中旬のすっかり秋の気候になって来た頃、高崎周辺の神社を回ってみる事にしました。新町の於菊稲荷神社、高崎の烏子稲荷神社、小祝神社、進雄神社の4神社を回り、御朱印を頂きにドライブしました。4神社の見どころをご紹介します。
今回は3つ目の神社である小祝神社です。
1つ目、2つ目の於菊稲荷神社、烏子稲荷神社の記事は下記を見て下さい。
ロケーション
小祝神社は高崎駅から南西に2km程度行ったところです。歩いていくと往復で4kmですから少し遠いですね。レンタサイクルでも借りていくとちょうどよいかもしれません。
烏川にかかる聖石橋を渡って左側に小祝神社はあります。
この烏川には「聖石」「赤石」「川越石」の三石があり、この石にちなんでご神紋は「三つ巴」になっているそうです。
小祝神社は町中の一角にあり、保育園のすぐ隣にあります。
小祝神社
神社の正面には車を止める場所が若干ありますが、車を止める場合は境内の中に入って、社務所前に止めるのが良いでしょう。駐車場はあまり広くなく、6台程度しか止められそうにありません。
駐車場に車を止めたらまずは参拝です。
神社の隣には保育園が併設されている様に建っています。
主祭神は全国でも数少ない医薬・安産の神様である少彦名命(すくなひこなのみこと)だそうです。少彦名命は非常に小さな神様で、一寸法師伝説の基になったとも言われています。
由来の看板によると、創建は不詳ですが、西暦880年には記録が残っている為、少なくとも1,000年以上の歴史があるそうです。
境内はそんなに広くなく、参拝に時間はかかりませんでした。
御朱印
参拝が済んだら社務所で御朱印を頂きました。
小祝神社は綺麗な御朱印でも有名です。両面の直書季節の御朱印で志納料は500円です。
御朱印は秋らしく色彩豊かな絵画風な仕上がりになっています。
小祝神社の基本情報
- 名称:上野國七之宮 小祝神社
- 住所:群馬県高崎市石原町1247
- 電話番号:0270-65-9178
- 主祭神:少彦名命(すくなひこなのみこと)
- ご神紋:三つ巴
- 見学無料
- 駐車場あり
まとめ
小祝神社は住宅地の片隅にある町中の神社ですが、上野の国を代表する12社の7番目に数えられる由緒ある神社です。
主祭神の少彦名命は大国主命と共に日本を作った神様です。大国主命が大きな体なのに対して、少彦名命は非常に体が小さく、最初は会話もできなかったとの記述が古事記にあるそうです。その後二人は協力して国作りをしたそうです。面白いエピソードですね。
また、少彦名命は医薬の神様でもありますので、健康に不安がある方もご利益があるかもしれません。
皆さんも訪問されては如何でしょうか?